今後のセミナー・イベント
*11月20日(水)こころと香り講座 第7「直感・インスピレーション」@Synage
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2010年03月29日
フェアウッドー・ムービー「木の来た道」監督からのメッセージ
31日に開催する
フェアウッドムービー「木の来た道」上映会&トークセッション
(詳しくは3月9日の記事をご覧ください)
ゲストスピーカーの三上雄己監督の言葉がフェアウッド・パートナーズのHP(http://www.fairwood.jp/)に掲載されています。
これを読んだら、当日参加予定の方はより楽しみに、
またこのイベントの事を今までご存知なかった方は参加したくなると思います!
現在、建築関係の方、木工工房の方、製材関係の方など木に関わる多方面の方々、また森林について、地球について想い、今の私達の暮らしを静かに見つめ直そうとする方々から予約をいただいています。
三上監督と連絡を取り合ううちに、
「こんなに皆さんに集まっていただいているのであれば、短い時間で帰るわけにはいきませんね。」
と静岡に泊まっていってくださることになりました。
7時から上映開始、8時頃からトークセッションスタートです。
上映会場の「本中根公会堂」が9時閉館のため、歩いて3分のボノロン外国語学校・天空の間に移動してトークセッション続行します。
平日の夜なので、7時からは参加出来ないけれど途中からでも・・・と思われている方も、是非お越しください。
小腹が空くと思いますので・・・9時からは、手間なし料理研究家・いつのさんが用意してくださる
「おにぎり・味噌汁」を300円で提供させていただきます。
それでは、当日お会い出来る事を楽しみにしています。
~監督からのメッセージ~
"大地は、全ての人の必要を満たすことは出来るが、全ての人の強欲を満たすことは出来ない"
- マハトマ・ガンジー
「木の来た道-ways of experiencing wood」は、今日の森林・木材流通の関係性を、特に日本からの視点で捉えたドキュメンタリー映像です。木材のフェアトレードを目指す「フェアウッド・キャンペーン」の一環として、森林や木材産業が抱える問題を多くの人に知ってもらい、共に考え話し合うきっかけを作るという趣旨で制作されました。
私たちは、木や木からできた製品に毎日触れているにも関わらず、それがどこからどうやって来たのかについてはほとんど知りません。そのことは、生産から消費に至るまで商業活動のほとんど全ての過程が、自由資本主義経済の名の下にグローバル化した今日においては、木材に限らず近年注目されている食品など、多くのものに共通することです。サプライ・チェーン(供給ルート)が長過ぎるし、不透明すぎるのです。それ故に、あらゆる物が見えないところで様々な問題と複雑に絡み合い、新たな問題をも生み出しながら私たちの手元に届きます。例えば、場合によっては、遠くの物のほうが安く簡単に手に入るという、この経済構造を維持するために、大量の化石燃料を使用して物資が輸送され、気候変動を始めとする多くの環境問題の原因を生み出し続けています。
目の前にある物の背後に刻まれた、遠い場所での、時として悲しい物語に、どうやったら気づけるのでしょうか。
地球上の出来事は全て複雑に絡み合って存在しています。制作中、どうすればこのことをうまく伝えられるか、非常に悩みました。この切っても切れない「繋がり」を深く理解することなくしては、皆が自らの消費活動が地球の裏側に対して大きな影響を及ぼしていることを真摯に受け止めることは出来ないと考えたからです。
今日、私たち人類は、未曾有の地球的危機に直面していることは抗えない事実のようです。しかし同時に、全人類にとって、今度は「人類の中のある特定の権利をもった人の利益」のためでなく「地球まるごとの利益」のために、手を繋ぎ協力し合う、またとないチャンスだとも捉えることが出来ます。
森林や木材の分野でも、様々な人達が様々な取り組みを行っています。また、全ての生命にとってかけがえのない森林、その大切さに多くの人々が目覚めつつもあります。この多様な私たち皆が、国・企業・団体やそれぞれの立場、限定的な利益などの垣根を越えて、地球大の目的のために連携し助け合えば、この大きな迫り来る危機を乗り越えられると信じています。「フェアウッド・キャンペーン」が、大きな素晴らしい変化の原動力になることを強く望んでやみません。最後に、この映像の制作にあたって関わってくださった全ての方々に感謝の意を表したいと思います。ご理解とご協力、どうも有り難うございました。
co-directed(映像製作) by 三上雄己/木村輝一郎(abovo)
「木の来た道」予告編
フェアウッドムービー「木の来た道」上映会&トークセッション
(詳しくは3月9日の記事をご覧ください)
ゲストスピーカーの三上雄己監督の言葉がフェアウッド・パートナーズのHP(http://www.fairwood.jp/)に掲載されています。
これを読んだら、当日参加予定の方はより楽しみに、
またこのイベントの事を今までご存知なかった方は参加したくなると思います!
現在、建築関係の方、木工工房の方、製材関係の方など木に関わる多方面の方々、また森林について、地球について想い、今の私達の暮らしを静かに見つめ直そうとする方々から予約をいただいています。
三上監督と連絡を取り合ううちに、
「こんなに皆さんに集まっていただいているのであれば、短い時間で帰るわけにはいきませんね。」
と静岡に泊まっていってくださることになりました。
7時から上映開始、8時頃からトークセッションスタートです。
上映会場の「本中根公会堂」が9時閉館のため、歩いて3分のボノロン外国語学校・天空の間に移動してトークセッション続行します。
平日の夜なので、7時からは参加出来ないけれど途中からでも・・・と思われている方も、是非お越しください。
小腹が空くと思いますので・・・9時からは、手間なし料理研究家・いつのさんが用意してくださる
「おにぎり・味噌汁」を300円で提供させていただきます。
それでは、当日お会い出来る事を楽しみにしています。
~監督からのメッセージ~
"大地は、全ての人の必要を満たすことは出来るが、全ての人の強欲を満たすことは出来ない"
- マハトマ・ガンジー
「木の来た道-ways of experiencing wood」は、今日の森林・木材流通の関係性を、特に日本からの視点で捉えたドキュメンタリー映像です。木材のフェアトレードを目指す「フェアウッド・キャンペーン」の一環として、森林や木材産業が抱える問題を多くの人に知ってもらい、共に考え話し合うきっかけを作るという趣旨で制作されました。
私たちは、木や木からできた製品に毎日触れているにも関わらず、それがどこからどうやって来たのかについてはほとんど知りません。そのことは、生産から消費に至るまで商業活動のほとんど全ての過程が、自由資本主義経済の名の下にグローバル化した今日においては、木材に限らず近年注目されている食品など、多くのものに共通することです。サプライ・チェーン(供給ルート)が長過ぎるし、不透明すぎるのです。それ故に、あらゆる物が見えないところで様々な問題と複雑に絡み合い、新たな問題をも生み出しながら私たちの手元に届きます。例えば、場合によっては、遠くの物のほうが安く簡単に手に入るという、この経済構造を維持するために、大量の化石燃料を使用して物資が輸送され、気候変動を始めとする多くの環境問題の原因を生み出し続けています。
目の前にある物の背後に刻まれた、遠い場所での、時として悲しい物語に、どうやったら気づけるのでしょうか。
地球上の出来事は全て複雑に絡み合って存在しています。制作中、どうすればこのことをうまく伝えられるか、非常に悩みました。この切っても切れない「繋がり」を深く理解することなくしては、皆が自らの消費活動が地球の裏側に対して大きな影響を及ぼしていることを真摯に受け止めることは出来ないと考えたからです。
今日、私たち人類は、未曾有の地球的危機に直面していることは抗えない事実のようです。しかし同時に、全人類にとって、今度は「人類の中のある特定の権利をもった人の利益」のためでなく「地球まるごとの利益」のために、手を繋ぎ協力し合う、またとないチャンスだとも捉えることが出来ます。
森林や木材の分野でも、様々な人達が様々な取り組みを行っています。また、全ての生命にとってかけがえのない森林、その大切さに多くの人々が目覚めつつもあります。この多様な私たち皆が、国・企業・団体やそれぞれの立場、限定的な利益などの垣根を越えて、地球大の目的のために連携し助け合えば、この大きな迫り来る危機を乗り越えられると信じています。「フェアウッド・キャンペーン」が、大きな素晴らしい変化の原動力になることを強く望んでやみません。最後に、この映像の制作にあたって関わってくださった全ての方々に感謝の意を表したいと思います。ご理解とご協力、どうも有り難うございました。
co-directed(映像製作) by 三上雄己/木村輝一郎(abovo)
「木の来た道」予告編
Posted by ♪Skip&Laugh at 23:39│Comments(0)
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